栗の下処理
きほん
Preparation of Chestnut
秋の味覚「栗」。
栗は残暑の残る8月終わりから収穫が始まり、9月〜10月に旬を迎えます。購入後そのままにしておくと、表面が白くなり、虫が湧いてしまいます。すぐに使わないときは下処理をしておくと1〜2か月ほど保存することができます。
市場に出回る栗のほとんどは虫食い防止処理をされていますが、栗拾いやお庭でとれた栗などは虫がついているものも多いです。虫のついたものが1個でもあると他の栗にもうつってしまいます。下処理をしておくと、虫がうつるのも防げます。また、下処理をした栗は茹で上がりも早いです。
材料 | INGREDIENTS
1.5%の塩水
・栗 500g
・水 500ml
・塩 7.5g
◇ 上記は例です。栗の量に合わせて調整してください。
1. 栗をボウルに入れ、計量しながらひたひたになるように水を注ぎます。水の1.5%の塩を加えます。半日ほど浸しておきます。
2. 栗をザルに上げて水気を切り、キッチンペーパーなどで水気をきれいに拭きます。新聞紙で包みます。
3. ビニール袋に入れて冷蔵庫(できれば野菜室)で保存します。
翌日、新聞紙を替えます。栗の中にいた虫が外に出ている場合があるので、驚かないでください。その後は1週間に一度ほど新聞を取り替えます。悪くなった栗があると、他の栗も悪くなりやすいので、こまめにチェックしましょう。
1〜2か月ほど日持ちします。
Q & A
Q. 栗を剥いてから保存しても良いですか?
A. 栗は剥いてしまうと味が落ちるのが早いです。2〜3日は保ちますが、剥いたらなるべく早めに調理することをおすすめします。
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