粒マスタード

保存食・調味料

Grain Mustard


マイルドな辛味の粒マスタード。
家庭でも簡単に作れるので、おすすめの調味料の一つです。
手作りの粒マスタードは、より香り豊かで、贅沢な風味が広がる自家製のならではの美味しさです。

ソーセージやポトフなどの薬味としての役割だけでなく、ドレッシングに加えたり、サンドウィッチのバター替わりにしたり、チキンやポークのソテーに生クリームと混ぜてマスタードソースにするのもお気に入り。さまざまなアレンジで幅広く使えます。
マスタードシードの潰し具合や、酢や蜂蜜のバランスで自分好みの粒マスタードが作れます。
瓶詰めの粒マスタードは買わなくなってしまうかも。。。

マスタードシード

マスタードシード
マスタードシードはカラシ菜科の小さな丸い種。黄白色から黒色までさまざまな色の種子があります。ピリリとした辛味と香りから日本ではカレーのスパイスとして有名ですが、油の原料としても使われています。
種をすりつぶして酢などを混ぜて作る粒マスタードの起源は古代エジプトまで遡ります。日本でも奈良時代には朝廷や貴族がからしを香辛料として使用していたと記録されています。

おすすめのアイテム
香りの良いマスタードシード。
粒マスタード作りにはもちろん、カレーやピクルス用のスパイスとしても使用できます。

材料 | INGREDIENTS
作りやすい分量
・マスタードシード 45g
・酢 60ml
・蜂蜜 大さじ1.5(約25g)
・塩 小さじ1/6

<道具>
粒マスタードは電動のミルグラインダーがあれば、あまりに簡単に作れます。
すり鉢でも手軽に作れます。すり鉢での作り方は、ページ後半に載せています。

おすすめのアイテム
小型のミルグラインダーです。少量のものをすり潰す時に便利です。パワーがあるのでナッツも砕けます。コーヒーミルとして使えるのも便利です。

<ミルグラインダーを使った作り方>
1. 
ミルにマスタードシードを入れます。

2. 酢の半量を加えます。

3. 蜂蜜と塩を加えます。

4. 軽くミルにかけて、全体を混ぜます。

6. 残りの酢を加えて、好みの潰し具合になるまでミルをかけます。

<すり鉢を使った作り方>
1.
すり鉢にマスタードシードを入れ、全体が湿るくらいの量の酢を入れます。

2. すりこぎで好みの粗さになるまでマスタードシードを潰します。

3. 残りの酢、蜂蜜、塩を加えます。

4. ゴムベラでマスタードシードに馴染ませます。

<熟成>
1.
清潔な瓶に移し替えて、冷蔵庫で2週間ほど置きます。
◇ 熟成の間は混ぜたりせず、そのままそっと置いておきます。瓶の蓋は開けて様子を見ても大丈夫です。

2. 水分が落ち着き、ツンとした香りが漂ってきたら出来上がりです。
冷蔵庫で2ヶ月ほど保存できます。


Q & A


Q. お酢の種類は?

A. どの種類のお酢でも作ることができます。
穀物酢や米酢を使うとさっぱりと、ワインビネガーは風味良く、りんご酢はまろやかに、とお酢によって少しだけ風味の違う仕上がりに。好みのお酢を見つけてみてください。